『氾濫』(伊藤整)読了→『自由への道』(サルトル)へ

こんにちは。新刊JP編集部山田です。

最終的に読書ブログに落ち着こうとしている本ブログ。

この間まで読んでいた『氾濫』は読み終わりました。
人物の心理描写の的確さに舌を巻くばかりでした。

ただ小説ってやっぱり終わり方だな、と。

冒頭からラストまで徹頭徹尾用意されたプロットに沿って書くのでなければ、心理描写に凝るほどラストがきつくなる。

ロジックで計りきれない人間の気持ちを、かなり大胆に簡略化しているのでわかりやすくはありますが、ラストが少し物足りなかったという印象です。






さあて、読書を習慣にすることが大事なので次行きましょう。

自由への道〈1〉 (岩波文庫)

自由への道〈1〉 (岩波文庫)

厨二病じゃないですよ。

実は『氾濫』の前に1巻を読んでしまっていたので、今読んでいるのは『自由への道2巻』です。

年始に親にあった時「んな青臭い本、学生時代に読んどけ」みたいにさんざん言われましたけど、内容はそんなにユルくない。

まだまだ先が長いので、しばらくはこの本について書いていこうと思います。

今日はここいらで失礼!!!!!

バイバイ!